現在十五代を数える有田焼の重鎮、酒井田柿右衛門は、 歴史を遡ること400年、江戸時代の佐賀の有田町が起源です。 江戸時代にヨーロッパに紹介された柿右衛門の白磁の高尚な美しさは、 中国の景徳鎮の磁器とともに欧州貴族を虜にしました。 ベルリンのシャルロッテンブルク宮殿、ロンドンのハンプトンコート宮殿や バッキンガム宮殿 といった華麗な王侯貴族の居城に、高級陶磁器として飾られました。 今では高級洋食器として有名百貨店の売り場を華やかに飾る マイセン、ヘレンド、 ロイヤルコペンハーゲンなどのブランド食器は、 柿右衛門様式への追及が起源とも言われております。 十四代柿右衛門は2001年に「色絵磁器」の人間国宝に認定されております。 近年には海外にもその優れた陶磁器を紹介し、 色合いが暖色で鮮明、濁手という 優しい乳白色の地色、 いわゆる柿右衛門様式と称される最高の技法を確立します。
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